福井県は12月4日、
あわら市の製薬会社「小林化工」が、
爪水虫など皮膚病の治療に使う
経口抗真菌剤
イトラコナゾール錠50「MEEK」
約10万錠分を自主回収すると発表しました。
製造過程で
通常の服用量を超える睡眠導入剤成分が混入し、
岐阜、大阪、佐賀の3府県で計12人に、
意識消失や強い倦怠(けんたい)感などの副作用が確認されたという。
半数は回復に向かっているが、岐阜県の男性(59)が救急搬送され、入院した。
原料を混ぜる際、担当者が誤って
睡眠導入剤の成分
「リルマザホン塩酸塩水和物」を
入れたと説明。
本来は2人一組で確認が必要だったが、
1人で作業していた。
回収対象はロット番号
「T0EG08」
と刻印され、9月28日以降に出荷された商品。
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通常の服用量を超えるリルマザホン(睡眠薬)と言われていますが、実際どれくらいの量が導入されてしまったのでしょう。
発現した症状も
イトラコナゾールによる副作用と勘違いしてしまいがちな症状ですね。
※以下、イトラコナゾールによる副作用
【主な副作用として、吐き気、発疹、腹痛、鼓腸放屁、倦怠感、下痢など】
どの段階で誤導入されたことに気づいたのでしょう?
どのような経緯で誤導入されたのでしょう?
今後、そういった詳しい内容も公開されるとは思います。
人間なので誰にでも起こりうるエラーであり
自分自身のミスにもなり得る可能性があるので
もし自分が当事者だったらどのような対策を行う必要があったのか考えましょう。
被害にあわれた方のためにも、良い対応を求めたいですね。